ショートカットの麻衣子は顔を赤くさせながら体を起こした。
「おらおらおら…もう一回で終わりにしてやる…男のやっと半分だぞ…早くしろっ…」
鍛えぬかれた筋肉質の上半身を露わにしアーミーパンツ姿の教官は竹刀を振った。
「は…はい!」
汗が滴る黒のTシャツを体に張りつかせた麻衣子は夏の熱気を帯びている芝生を
押し出すように腕を伸ばしていった。
負けん気の強い麻衣子は弱音を吐くことを自分に許さず教官の指示に従っていた。
(ぜったい…負けるもんか…)
パンパンに張った腕の筋肉は悲鳴をあげ麻衣子の思うように動かなかった。
「何だ…何だ…そのへっぴり腰は…」
教官は竹刀の先でプルプル震えている麻衣子の尻を突ついた。
「きゃっ…」
麻衣子は24歳の女の声を出して体を押しつぶしてしまった。
「ほらほらほらほら…早くしろぉぉ」
日焼けした顔から白い歯を見せて教官は竹刀の先で麻衣子の尻の谷間をこね回した。
「ほらほらほら…早くせんかぁぁぁぁっ…」
(こ…こんなセクハラに負けるもんか…)
麻衣子は尻の谷間を弄る竹刀の先をそのままに体を起こしていった。
「くくくくくくく…」
訓練を終えて麻衣子の姿を見ている男達から笑い声があがっていた。
「教官…あんまり弄っちゃうと倉木感じちゃいますよ…」
意地悪い男が必死になっている麻衣子を茶化すように声をあげた。
「がはははははははっ…」
下品な男達の笑い声があがった。
「そうかそうか…倉木すまんなぁぁ…ははははははははっ…」
麻衣子は教官と男子訓練生達からの恥辱的な笑い声に耐えながら
女子用に設定された50回の腕立て伏せを終えた。
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