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2010-02-05

訪問ヘルパー 第4話

「それでは…お部屋を少し片付けますね…」
香菜子は明るい笑顔で喜一に言うとトレーナーの腕を捲くった。
部屋にこもっているよどんだ空気を入れ替える為に窓を開けて換気をし
黙々と香菜子は部屋に散乱しているゴミを片付けていった。
喜一は布団の上に横たわりながらてきぱきと動く香菜子の姿を目で追っていた。
好みの演歌歌手に良く似た香菜子の顔を眺めていた喜一の視線はいつしか
ジーンズに包まれたふくよかな丸みを帯びた香菜子の尻に移っていた。
(ほう…良い…ケツしてるのう…女盛りの脂の乗った丸い尻じゃ…)
喜一に見られてるとも知らずに香菜子は背を向けてしゃがみこんで
床にちらばっている細かいゴミを拾い集めていた。
掃除をしている香菜子の体を見つめる喜一の眼差しは
70歳を過ぎた老人とは思えないほどギラギラとした色欲を求めているようであった。
(とりあえず…こんなもんかな…)
あらかた片付けを終えた香菜子は少し滲んだ額の汗を拭いながら立ち上がった。
(次はその汚れた布団ね…)
「布団のシーツを変えましょうね…少し体を動かしますね…」
問いかけに喜一がゆっくりと頷いたのを確認した香菜子は講座で習ったように
喜一の上半身に抱きつき体の移動をしようと試みた。
何日も風呂に入っていない喜一のすえた体臭が鼻をついたが香菜子は構わずに
喜一の胸板に自らの上半身を密着させていった。
すこし不安げだった喜一であったが接近してきた香菜子から匂ってくる
甘い体臭を嗅ぎ取り目元を緩めた。


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2009-09-20

訪問ヘルパー 第3話

それというのも市内でも規模の大きさなら1・2を争うほどのある有料老人ホーム
を管理していた会社が経営難から倒産しその余波を受け規模の縮小を
余儀無くされたホームから大量の老人が市内の借家に移り住む事となり
当初予定していた在宅介護担当ボランティア数ではとても間に合わないと
センターは応募してきた希望者を全て採用する事を急遽決めたのだった。
「嫌だ…私っ…採用されちゃった!」
香菜子は採用決定の通知に驚きそして慌てた。
通信教育で学んだだけの香菜子には実際の介護経験は無かった。
(大丈夫かなぁぁぁ…)
少しの不安を感じた香菜子であったがせっかくだからとやってみることにしてみた。
「岡島…何て言うんだい…」
「香菜子…です」
「香菜子さん…ね…」
今年で71歳になる柴田喜一は目を細めた。
ホームから追いやられ身寄りの無い喜一はこの木造の古い借家に移り住んでいた。
この地区を担当とする民生委員の他に来訪者は無く喜一の生活はすぐに荒んでいった。
民生委員からの強い要請によって人員不足のボランティアセンターに登録していた
香菜子はまったくの新人にも関わらず担当を負かされたのだった。


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2009-06-19

訪問ヘルパー

一昨年、夫と離婚した香菜子は何も無い毎日に飽き昨年の春に
通信教育を申し込み在宅介護の資格を取得していた。

親の介護に役立てば…と考えていた香菜子は
自分が在宅介護のボランティアをやるとはその頃は考えてもいなかった。

ある日何気なく市報に目をやった香菜子は自分の資格についての募集記事があり
少し興味をもった香菜子は通信教育も終わり手持ち無沙汰を感じ応募してみたのだった

(どうせ…沢山の人が応募するから…無理かもね…)
応募書類を送付したが1ヶ月経ってもセンターから返事が無いのに香菜子は
諦めを感じまた募集がかかる事を待っていようと思っていた。

それから3ヶ月以上経ってから突然ボランティアセンターからの採用通知が
香菜子の住むアパートの郵便ポストに届いた。

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1h ひとりエッチ倶楽部 ☆もしかしたら桃花と会えるかも!



2009-04-22

訪問ヘルパー

「あのう…こんにちは…」
香菜子は呼び鈴を何度、押しても返事の無いのに鍵の掛かってない引き戸を開けた。

「あのう…」
「ああっ…お手伝いさんでしょ…保健所の人から聞いてるよ…あがって…」
再び呼びかけた香菜子の声を遮るようにしゃがれた男の声が聞こえてきた。

お世辞にも綺麗とは言いにくい玄関口で香菜子は靴を脱いで声のした部屋に入っていった。
昼間でもカーテンが敷かれ薄暗い部屋の中に男は寝ていた。

ツーンとした尿臭が辺りに立ち込めゴミが散雑として部屋のあちこちに転がっていた。
由佳里は少し緊張した面持ちで部屋の中に進んでいき黄色く変色したシーツの上で
だらしなく寝そべっている男性の横に座った。
「はじめまして…ボランティアセンターから来ました岡島と申します」
岡島香菜子は今年になって市のボランティアセンターに登録したばかりの新人であった。

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はじめまして、月夜桃花と申します。
オリジナル官能小説を描いてます。
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