誕生日に抱いてくれるかもという美奈子の期待は裏切られ夜10時になると
靖男はいつもと同じようにさっさと寝室に足を運び眠りについていた。
「………。」
落胆した美奈子は重い溜息をついてテーブルの上にあるパソコンに目をやった。
(私が本当に欲しいのは……こんなんじゃないのに…)
いつもなら深夜番組を見る美奈子はそう言いながらパソコンを手にした。
「インターネットでもしてみようか…な」
接続ボタンを押して美奈子は画面を見つめていた。
「確かここ押してみると…わぁ…本当に占いができるぅ」
占い専門のHPを開いた美奈子は出てくる項目に答えていった。
「………。」
「結果が…出たわ」
出てきた結果を美奈子はわくわくしながら見ていた。
「これ…面白い!」
「じゃあ次は…料理のレ…シ…ピ…っと」
「………。」
「こんなに出てきた!」
美奈子はすっかりインターネットの世界にはまってしまい
その日とうとう夜明け近くまでインターネットに没頭していた。
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