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2010-03-06

電車Ⅹ 第4話

男の持つカバンが軽ろうじて2人の上半身を隔てていたが、カバンを抱えている腕に
柔らかい千佳子の乳房が押し付けられていた。
男は、その感触に気付いたのか、落ち着かない表情でちらちらと千佳子に視線を投げていた。
千佳子は、顔を横にして男のあせる姿を目で確認すると頭の中で薄ら笑みを浮かべた。
電車の揺れにあわせ乗客がひしめく度、千佳子の胸は男の腕に擦りつけられていた。
男は、顔を赤くさせながら目の前の美顔の女性の柔らかい乳房の感触を得ていた。
千佳子は、そ知らぬ顔をしながらも勃ちつつある乳首が、ブラの内側でこすれる感覚に酔っていた。
電車の揺れが思い寄らぬ形で、硬化した乳首をねじり回し、千佳子は男に気づかれないよう注意を
払いながら深い吐息を車内に漏らしていた。
やがて千佳子の手が電車の振動にあわせるように、男の下腹部に何度か当たり始めていた。
偶然を装いながらも、その手は確実に男の股間を捉え、やがてその細い指をした手のひらは
男の股間を押さえるようにして動きを止めた。
気弱な男のイチモツは、すでに勃起状態にあり棒状の強張りがスーツズボン越しに浮き出していた。
千佳子は、小さく口端に笑みを浮かべるとその棒状のモノを包むように手のひらを押し付けた。
一瞬、驚いた表情を見せた男は、見る見るうちにその顔を赤くさせていくのがうかがい知れ、
カバンを抱え込む腕に緊張が走っていく様を千佳子は愉しんでいた。

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2009-11-03

電車Ⅹ 第3話

乗客に押しつぶされそうになりながら千佳子は、いつもの位置を陣取るように立っていた。
千佳子の目の前には、24、5の若い男性サラリーマンがいた。
気の弱そうな顔つきのサラリーマンは密着状態になっている千佳子の姿を
目だけ動かしながら見ており
痴漢に間違われないように胸元あたりでカバンを抱えて額に汗を浮かべていた。
千佳子は、電車の揺れを使いながらさらに体をその男性に密着させていった。
真正面で向きあっているために気弱な男は目のやり場に困っているようで落ち着きが無かった。
男の鼻先に、千佳子の体から漂う品格のある甘い香水の匂いが感じられていた。
千佳子は、さらに体をその男性に密着させた。


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2009-07-29

電車Ⅹ 第2話

今年で34才になる千佳子は都内のコンピューター会社に勤めていた。
すでに同期入社した女子社員は、結婚などで退職しており千佳子だけとなっていた。
もちろん千佳子にも、今までそういった話が無かった訳では無かった。
むしろ、社内でも1、2位を争う美貌を持つ千佳子に言い寄ってくる男性社員の数は数えきれない程で、今でもその人気は変わらずに男性社員の憧れの的になっていた。
マーケティング部を率いる千佳子は、さっそうと仕事をこなし知的な面持ちの中に見え隠れする成熟
した女性の色香を漂わせている姿に後輩の女子社員達からも理想とされていたのだった。
千佳子は、5年前に恋人と別れてから特定の男性をつくらなかった。
社内のみならず、取引先の男性社員からも申し込まれる事は多かったが、今は仕事が楽しくて仕方
無い千佳子にとり恋というものがとても面倒に思えてならなかった。
ただ、そんな千佳子も女として熟れた時期を迎えており、体の奥から貫いてくる欲情を覚えることを
押さえれ切れない事があり、何度か恋愛感情無しの肉体関係を言い寄る男性達と結ぶ事を
考えたが、割りきることが出来ずに結局は断ってばかりいた。
社内で見せる知的なイメージの仮面の裏に隠された千佳子のプライベートがそこにあった。
込みあげる欲求を自らの指で慰める行為の日々と会社で演じている自分の姿とのギャップがあった。
そんな千佳子がある日を境に、渦巻いている性への欲求を吐ける行為を知ってしまったのだった。
通勤で利用している車内で遭遇した一件から千佳子は秘密の愉しみを持つようになっていた。

2009-04-23

電車Ⅹ 第1話

千佳子は、いつもと同じように駅のホームで電車が来るのを待っていた。

心なしか疲れた表情を浮かべているサラリーマン達やまだ寝むたげな学生らに混ざって黄色で描かれた整列線に沿って3列に並びすでに満員状態になっているだろう車内を想像していた

やがて千佳子が思い描いていた通りに車内に乗客を詰め込んだ快速電車がホームに入ってきた。

「・・・・・・。」

千佳子は、ドアから押し出されてくる乗客を避けるようにしながら、込みあう人の熱気にあふれている
じっとりとした車内へと、乗り込んでいった。

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Author:月夜桃花
はじめまして、月夜桃花と申します。
オリジナル官能小説を描いてます。
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