男の持つカバンが軽ろうじて2人の上半身を隔てていたが、カバンを抱えている腕に
柔らかい千佳子の乳房が押し付けられていた。
男は、その感触に気付いたのか、落ち着かない表情でちらちらと千佳子に視線を投げていた。
千佳子は、顔を横にして男のあせる姿を目で確認すると頭の中で薄ら笑みを浮かべた。
電車の揺れにあわせ乗客がひしめく度、千佳子の胸は男の腕に擦りつけられていた。
男は、顔を赤くさせながら目の前の美顔の女性の柔らかい乳房の感触を得ていた。
千佳子は、そ知らぬ顔をしながらも勃ちつつある乳首が、ブラの内側でこすれる感覚に酔っていた。
電車の揺れが思い寄らぬ形で、硬化した乳首をねじり回し、千佳子は男に気づかれないよう注意を
払いながら深い吐息を車内に漏らしていた。
やがて千佳子の手が電車の振動にあわせるように、男の下腹部に何度か当たり始めていた。
偶然を装いながらも、その手は確実に男の股間を捉え、やがてその細い指をした手のひらは
男の股間を押さえるようにして動きを止めた。
気弱な男のイチモツは、すでに勃起状態にあり棒状の強張りがスーツズボン越しに浮き出していた。
千佳子は、小さく口端に笑みを浮かべるとその棒状のモノを包むように手のひらを押し付けた。
一瞬、驚いた表情を見せた男は、見る見るうちにその顔を赤くさせていくのがうかがい知れ、
カバンを抱え込む腕に緊張が走っていく様を千佳子は愉しんでいた。
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