重雄:「こんばんは…」
(あっ…)
美奈子は「重雄」と名乗る男性が入室してきたので慌てた。
(男の人だ…どうしよう…どうしよう…)
重雄:「美奈子さん?」
美奈子が動揺しているのを重雄は知ってか知らずか話し掛けてきた。
美奈子は自分がこの部屋を構えてしまったという責任感から恐る恐るキーボードを叩いた。
美奈子:「こんばんは」
重雄 :「はじめまして」
重雄は美奈子の返事にすぐさま反応した。
美奈子:「はじめまして」
重雄:「失礼ですが…おいくつですか?」
浩美は重雄からいきなり歳を聞かれ驚いたが素直に答えた。
浩美:「32歳です。」
重雄:「私は39です。都内在住で既婚者です。浩美さんは奥さまですか?」
浩美:「はい。」
重雄:「旦那さんは…今いらっしゃるんですか?」
浩美:「もう寝てます。」
重雄:「おこさんはいますか?」
浩美:「いません。」
重雄:「ここにはよく来るのですか?」
浩美:「初めてきました。男性の方とチャットするのも初めてです。
重雄:「そうですか。少しお話しませんか?」
浩美:「はい。」
浩美はどきどきしながら見知らぬ男性とのチャットをしていった。
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